阿賀野市の若手農家が集結して、未来へ繋ぐブランド野菜を目指す!
「はたけの座」は阿賀野市の9軒の有志の農家が集い、各自の作る野菜・果物の中から飲食店への出荷に特化して活動しています。
スタートは2017年。代表で発起人である㈲ささかみやまびこ農産の榎本庄太が、一人一人に声を掛けて、集まったメンバーです。
当時の平均年齢は35歳。
この若さある熱いエネルギーで、阿賀野市はもちろん、新潟の農業界の活性化を図り、未来の農家を目指す子供たちの、明るい希望となることを目指しています!
地元の精肉店と連携した、はたけの座の仕組み
はたけの座に欠かせない仕組みの一つとして、地元精肉店(㈱佐藤食肉様)との連携があります。
肉屋さんに肉と一緒に野菜を配達してもらい、配達の手間を省いているのです。
主に新潟市内の飲食店に野菜を出荷しているのですが、片道2、30kmの距離を私達農家が、安価な野菜だけを配達しても時間と労力だけが掛かり、収益にはなりません。
そこを地元の肉屋さんから運んでもらう事で、新鮮な野菜を新潟市内の飲食店に届ける事が可能になりました。
㈱佐藤食肉の「あがの姫牛」の堆肥を使った地域循環型の野菜作り
野菜の配達を担っている㈱佐藤食肉は阿賀野市のブランド牛、あがの姫牛を販売しています。
はたけの座の野菜の一部には、あがの姫牛の排せつ物を半年かけて熟成させた堆肥を肥料として利用しています。
このような地域循環型の取り組みを増殖させていく事が私たちの理想です。
あがのこよみやさい はたけの座の名前の由来
「座」は「文学座」「俳優座」などのように劇団名に使われる言葉。役者が揃った野菜ブランドを意味します。
また、星座名でも使われることから、この野菜ブランドが輝く星になることを祈念した名前です。
真ん中にある星の様なロゴマークは、人が集まった円陣を表していて、農家が手を組み星の様に輝くことを意味しています。